節税編会社を成長させる「本当の節税」とは(法人決算編①)
2017年08月03日(木)
あなたは、誤った「節税」を行っていませんか?
「節税」といえば、支払う税金が減ることだけを考えていませんか?
誤った「節税」で会社成長を鈍らせたり、お金を節約するはずがむしろ資金繰りに窮したり、ひどい場合には、倒産の危機に陥るケースも随分目にしてきました。
なかには、税理士が進めた誤った節税策で会社の経営が歪んでしまったケースもありました。
では、「本当の節税」とは、どんな節税をいうのでしょうか?
私は、会社を強くする税金の払い方を「本当の節税」だと考えています。
具体的に言えば、経営上、成長のために行うべき作戦をセオリーに従ってしっかりと行った上で“ちょうどいい”税金を払うことです。
成長のために行うべき作戦とは、将来の成長の妨げや足かせとなる損失の発生要因を早めに処理し、社員のモチベーションを上げ、将来の成長の蓄えを残し信用も作ることです。
「本当の節税」を行うことで、会社の体質は強くなりお金が残ります。
それでは、その方法とは?
「まず、企業防衛のために経営者保険に入りましょう。」というのは、会計事務所のアドバイスではなく、生命保険の営業マンのトークです(笑)。
「中古のベンツを買いましょう。」というのも、中古車販売の営業トークですね。社長の背中を押す正当化話法で、本質としてもはずれていなくもありませんが(笑)。