キャッシュフロー計算書4-1 キャッシュフロー計算書とは?
2017年08月02日(水)
キャッシュフロー計算書とは、ある一定期間(1ヶ月、四半期、1年間など)において会社の保有する現金及び現金同等物(容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資を言い、預け入れ期間3ヶ月以内の定期預金、譲渡性預金、コマーシャルペーパーなどが含まれます)がどのように増減したかを示すものです。
会社が採用する会計処理にはいくつかの選択肢が認められており、全く同じ状況下にある会社でも選択した会計方針が違うと損益計算書で示される利益が異なる場合があります。キャッシュフロー計算書は、会社のキャッシュの「入」と「出」に着目し、会社が選択した会計方針の違いの影響を受けない現金獲得力を評価するのに役立ちます。